Author Archive
身近なところにあるいじめ!
by Sophie on 7月.21, 2010, under その他イロイロモノ申す!, 家族や身内にモノ申す!
最近、気がついたことがあります。
いや、皆さんは当たり前のように知っていて、
ボクだけが、ようやく最近気づいたことなのかもしれませんが。
いじめって、「学校」や「職場」のイメージありません?
でも、こんな身近なところにもあるんですね。それは……
家の中。
一番安らげるはずの家庭で、いじめが起きる。
そう気づいたのは、知人の年配女性Yさんから聞いた、こんな話からなんです。
-----
自営業のYさんは、いつも店番をしています。
ある時、ちょっとしたきっかけで、80過ぎのおばあさんと仲良くなりました。
毎日のようにYさんの店へ遊びにきます。
朗らかでおしゃべり好き。
料理上手で、いろんなおかずをYさんに作ってきてくれるそうです。
時間も決まっているのだとか。
朝9時、歩いて来店。
昼はYさんと一緒に店先で、持参した弁当を食べる。
夕方4時まで過ごし、家へ帰っていく。
Yさんもおばあさんとのおしゃべりを、いつも楽しんでいます。
しかしたまに、Yさんも用事で出かけなければならない時があります。
前日にそのことを告げると、おばあさんはひどく悲しい顔をするのです。
そして、つぶやく。「私には、他に行くところがないんやー」
Yさんには、分かっていました。
おばあさんは、どうやら家で “いじめ” に遭っているらしいのです。
実は、おばあさんはYさんと出会うひと月前に引っ越してきたばかり。
それまでは、遠い田舎町で気ままに独り暮らしをしていました。
長年連れ添ったご主人は、もうだいぶ前に亡くなり、
寄る年波に勝てず、目は薄くなり、力は衰える一方。
ヒザを痛めて畑仕事もできなくなりつつありました。
将来の不安を感じ、一大決心。息子夫婦の元へ身を寄せたわけです。
息子夫婦は大歓迎、ではありませんでした……。
ひとつ屋根の下に暮らしながら、食事も洗濯も別々。
用事があって呼んでも、あからさまに無視。
嫁なんかはハッキリと文句を言ってくる。
「昼間、お義母さんが家にいると掃除が進まないんですよ。どっか出かけてもらえません?」
頭下げて住まわしてもらっているだけに、おばあさん、言い返すこともできず、
行く当てもなく町を歩き、疲れたら公園のベンチでボッーと過ごす。
そんな毎日を繰り返していた時に、Yさんと出会いました。
ようやく唯一の生き甲斐を見つけることができたのです。
-----
Yさんは、おばあさんの話しか聞いていないので、たぶん息子夫婦にも言い分があるでしょうけど、
それにしたって、ヒドイんじゃありません!?
息子よ!誰のおかげで今日まで元気に育ててもらったと思ってるんだ???
嫁は嫁で冷酷ですねー。いくら家族でも、「邪魔だ」って普通は面と向かって言えないでしょ。
これはもう、まぎれもなく【いじめ】ですよ!
「高齢者虐待」「児童虐待」って最近増えていて、社会問題になってますけど、
いずれも言葉を換えれば【家庭内いじめ】ですよね。
家庭内での「いじめ」は、第三者からのいじめよりも、より恐ろしくて深刻だと思うんですよ。
◎身内だから、よけいに容赦がない
◎いじめる本人に、それが【いじめ】だという自覚がない
◎外部の人間が気づきにくい
こういう特徴があるんじゃないでしょうか。
Yさんは一度だけ、おばあさんの息子夫婦の家に行ったことがあるんだそうです。
Yさん「お嫁さんは、笑顔で応対してくれましたよ。
とても義理の母親につらく当たってる人には、見えませんでした」
たぶん、息子も嫁も、他人から見れば、悪い人じゃないと思うんです。
おばあさんには、身内だからと思って、気を遣わずにポンポン言いたいこと言ってるだけでしょう。
いじめてる自覚ないでしょうね。
逆におばあさんは、これ以上いじめがひどくなって、家に住めなくなると困るから
外に助けを求めることができずにいる。これも分かります。
家庭内のいじめって、解決が難しそうです。
対策のポイントになるのは、学校や職場でのいじめ同様、
やっぱり、いじめる人間の「心」でしょうかね。
いじめ自殺の現状にモノ申す!
自殺を思いとどまらせる言葉!
by Sophie on 3月.10, 2010, under 学校や教育委員会にモノ申す!, 家族や身内にモノ申す!
いじめを受ける子供たちが、なぜ自殺を選んでしまうのか?
つらい現実からの「逃避」 と いじめた子への「報復」
主な理由は、この2つじゃないかと思うんです。このサイトで前にもお話ししましたが。
では、ここで質問です。
あなたの子供が、“自殺したい”と思いつめていることに気づいたら、
いやあるいは、目の前でまさに自殺しようとしていたら、
あなた、どうしますか?
普通は、止めますよね。いかなる手段を講じてでも止める。ここまでは分かります。
問題は、その後です。
たいていは「なぜ自殺してはいけないのか」を、こんこんと諭すでしょう。
その時、どんな言葉をかけるべきなんですかね?
苦しんでいる子供の、心にしみる言葉。
「本当にそうだなあ、頑張って生きてみよう」と思える言葉。
検証してみましょう。
「生きていれば、そのうちいいことがあるから」
こう答える人が多いかもしれませんね。
人生、苦あれば楽あり。今は苦しいかもしれないが、それを乗り越えれば、素晴らしいことが待っているよ、
と未来に希望を持たせる。確かにそうかもしれません。
そうかもしれませんが、こう反論されたら、どうしますか?
『じゃあ、あなたは今まで、どんないいことがありましたか?』
『絶対にいいことがあるって、あなた保証してくれますか?』
今まで自分が経験した、いろんな“いいこと”は列記できても、
その子の未来まではさすがに保証できませんよね。
いじめられている子供は、今の一瞬一瞬を生きるのがつらいから、死を選ぼうとしているわけです。
「今」を何とかしてほしいのに、“そのうち……”とか言われても、
解決になってないんじゃないですかね。
「人生、あきらめたらアカン!」
言ってる本人は励ましてるつもり。でもホントに励ましになってるの?
自殺しようとしている子は、今までも“あきらめずに生きていこう”と何度も思ったんじゃないですかね。
しかし、ガマンにガマンを重ねた末、耐え切れなくなった。
だとしたら、なおも「頑張れー!」と言うのは酷なだけですよ。
「自殺は弱い人間のすることだ」
こう思っている人も、結構多いんじゃないかと思うんですよね。
だけどこれって相手に、
「自殺を選ぶお前は、弱い人間だ」
って言ってるのと同じですよね。
『そうだよ、僕は弱いんだ。だから生きていても意味のない人間なんだ』
って余計、自殺を助長させるんじゃないですか。
「お父さん、お母さんを悲しませないで」
これはちょっと効果があるかもしれません。
自殺する子も、生んで育ててくれた両親への罪悪感はあるんじゃないかと思うんです。
でも……
『お父さんもお母さんも、いないもん』
『あんなの親じゃない。困らせてやるんだ』
とか言われちゃったら、返す言葉がないです。
ボクならこう言いますかね。
「キミには何の落ち度もないのに、あんなやつら(いじめっ子)のせいで
自殺させられるなんて理不尽だよ!」
実は、こう言ったところで今の苦しみの解決にならないのは同じなんですけど、
“そうだ、あんなやつらのために、自分の命を粗末にすることないんだ”
って少しでも思えれば、思いとどまるんじゃないかな、と考えたんです。
いじめっ子への「報復」のために自殺する、というケースがありますが、
たいていの場合、いじめっ子は、ちょっとは反省するかもしれませんが、
普通の人間と同じように、何十年と安穏と生きていくでしょう。
望みどおりの“報復”は果たされない、ってわけです。
だったら「報復」のための自殺は、理不尽極まりないことですよ。
学校行かなくてもいい、家に引きこもっててもいいから、
自殺だけは選んでほしくない。ボクはそう思うんです。
いじめ自殺の現状にモノ申す!
いじめている人もつらい!
by Sophie on 2月.16, 2010, under いじめの解決方法にモノ申す!, いじめる人にモノ申す!, 学校や教育委員会にモノ申す!
先日、新聞を読んでいて、気になる投稿がありました。
投稿主は東京の女子中学生。小学校時代の担任で忘れられない女性の先生がいるんだとか。
かいつまんで紹介しますと――。
■■■
始業式からしばらくして、クラスの一人が、いじめが原因で不登校になった。
そこで先生が、いじめた子たちに話をした。
怒るのではなく、優しく、
「いじめられている人よりも、いじめている人の方が可哀想なんだよ。
心に病気を持っている。いじめている間、つらいと思う」と。
いじめた児童も心動かされ、相手に手紙を書いた。
やがて不登校の子は、元気に登校するようになった。
一人一人のことをよく考えて、理解してくれるのだ、と先生に対する見方が変わった。
■■■
「いじめられている人よりも、いじめている人の方が可哀想」
まあ、いじめっ子相手に話をしたから、こういう言い方になるんでしょうけど、
いじめられている人 【よりも】 は、ちょっと引っかかりました。
やっぱり一番つらい思いして、かわいそうなのは 【いじめられている人】 ですよ!
ここはまず、ちゃんと言っておかないとね。
さてさて、ボクが興味を持ったのは、女の先生が「いじめている間、つらいと思う」って言ったこと。
いじめているのが〝つらい〟?
つらいと思いながら、いじめてるってこと?
自分がつらい思いをしながら、相手につらい思いをさせてるの?
うーん、ちょっと考えさせられますね。
そもそも、他人をいじめようと思うのは、どんな心境なんですかね?
「イライラ、ムシャクシャを解消したい」
「つまんない、面白いことないかな?」
「金が欲しい、何でも自分の思い通りにしたい」(←カツアゲとか)
こんなところですか。
……あまりつらい思いをしているようには見えませんが。
しかし考えてみれば、毎日が楽しくてしょうがないような人には、こんな気持ち出てこないかもしれませんね。
何か満たされない、でも何が不満なのかもよく分かんない。
胸につかえたモヤモヤをスッキリさせたい、はけ口がほしい。
でも、家族や友人にも言えない。言おうとしても、このモヤモヤが何なのかうまく説明できないし、
言ったところで相手にされない。解決しないことの方が多い。
モヤモヤ、イライラのはけ口が、どっかにないか。
――と最終的に行き着くのが、弱い者いじめ。
なるほど、こう考えると、いじめる側も〝つらい〟と感じている、と言えますね。
健康な心ではないです。「心に病気を持っている」って言葉が分かる気がします。
じゃあ何で、毎日を楽しめないんだろう?何が不足なのかな?
よく聞く大人の助言に「何か打ち込めるものを見つけよう」がありますが、
これは全然答えになってないと、ボクは思います。
そんなことは言われなくてもみんな分かってますから。
打ち込めるものを見つけたいのに、見つけられないでいるから、つらいんですよ。
言うだけなら簡単です。
この前聞いた、親鸞会の友人の話を思い出しました。
イライラ、モヤモヤの根底にあるのは、〝どこへ向かって生きるべきか〟っていう人生の悩み。
う~ん、哲学的な話になってきた。
ボクはまだまだ勉強が足りないみたいです。
いじめ自殺の現状にモノ申す!
いじめの根底にあるもの!
by Sophie on 1月.31, 2010, under いじめる人にモノ申す!, その他イロイロモノ申す!
いじめ対策のポイントの一つは【いじめる側の心】だと、前回お話ししました。
タツコさんのように、結婚の前と後とで、心が大変わり。
その結果、いじめの頻度が減ったわけです。
いじめている人間の心が変われば、いじめは減らせるのかもしれませんね。
じゃあ、そもそもいじめている人の心って、どんな状態なんでしょうね?
“ムシャクシャするから、ストレス発散”
“ムカつく、何かあいつ気に食わないから”
大方、そんな理由でしょう。
ボクだって、ムシャクシャする時はあるし、
気に食わない人間の一人や二人はいますよ。
でもその思いが、時に相手を自殺に追いやるほどのいじめに発展する、っていうのが、
正直「何でそこまで?」って思っちゃうわけです。
そういえば、先日久しぶりに、
親鸞会というところで仏教の話を聞いている友人に会いました。
いい機会なので、これまでこのサイトでお話ししてきたような、
日ごろのボクの考えを聞いてもらったんです。
友人「いじめの根底には、自分は何のために生まれてきたのか?
どこに向かって生きていけばよいのか?
分からない深い闇へのいらだちがあるんじゃないかな」
ボク「どこに向かって生きるか分からない?
それって夢が持てないってこと?」
友人「うーん、夢とか目標とかよりも、もっと根本的なことだな。
生きる目的が分からないってことだよ」
そしてこんな例え話を聞かせてくれました。
■■■
人間に生まれる、というのは、ちょうど太平洋の真ん中に放り出されたようなもの。
360度、空と水しか見えない海に漂っている。
もし自分がそうなったらどうするか?
じっとしていたら死んでしまうから、泳ぎますよね。
ところが、どの方向に泳げばいいか分からない。
島影も、船も、全く見えない。どの方角にあるかも、見当つかない。
でも泳がないと沈んでしまうから、とりあえず泳ぐんだけど、
ホントにこっちであってるのかな?もしかしたら、実は島があるのは反対方向で、
どんどん離れてるんじゃないか?とか不安に思ったりもする。
どちらに向かって泳ぐのか、泳ぐ方角が分からないのは、苦しい。
水をかく手にも力が入らない。
あそこに島がある!あの方向に船がある!と目的地が分かったら、どうか。
正しい方向に泳げば泳ぐほど、島や船に近づくから、頑張って泳ぎますね。
人生も同じで、どこに向かって生きるのか、生きる目的が分からないと不安。
でも、とりあえず生きていかないと仕方がないから、
ちょっと目先の楽しいことを見つけて、とりあえず生きていく。
でも“ホントにこんな生き方でいいのかな?”と心の底で不安がうごめいている。
その不安を自覚している人もあるだろうし、
自覚はないけれど、いじめとかいろんな形で出てきている。
■■■
ナルホド。「生きる目的」とは、ずいぶん深い話になりました。
なかなか考えさせられますね……。
いじめ自殺の現状にモノ申す!
いじめる側の心が問題!
by Sophie on 12月.16, 2009, under いじめる人にモノ申す!, その他イロイロモノ申す!
なぜにいじめは起きるのか?
多くのいじめにおいて、いじめられる側に落ち度はない、とすれば
問題となるのは 【いじめる側の心】 でしょう。
最近、友人(K)からこんな話を聞きました。
男性所長と女性事務員5人の小さな事務所でアルバイトをしていた時のこと。
(以下、出てくる名称はすべて仮名です)
事務所では、前年に退職者があったため、春から新たに3名を採用しました。
その1人、マユさんは、おっとりとして、例えるなら京都の舞妓さんのような感じの人。
和やかな笑顔と柔らかい物腰で、来所者にも人気があります。
そのマユさんがある日、給湯室でさめざめと泣いているのを、Kが目撃。
そっと理由を尋ねてみても、マユさんは答えようとしません。
K「でもね、すぐに分かりましたよ。
マユさんは毎日のように、タツコから執拗な嫌がらせを受けてましたから」
「タツコ」とは、所長よりも長くこの事務所に勤務しているベテラン事務員のこと。アラフォーで独身。
仕事はテキパキとこなし、しかも正確。周囲のことにもよく気が付きます。仕事人としてはカンペキです。
ところが……この人はなぜか、いつも不機嫌で無愛想なのです。
自分の思い通りにならないことが起きようものなら、60歳過ぎのパートさん相手に、延々とグチってる。
後輩やバイトにも遠慮なくイヤミを言ってきます。背は低いのに、態度はデカイ。
所長が何度注意しても、改める気配はありません。
もっとも、仕事ができる人なので、辞められたら困るから所長もあんまり強く言えないんでしょうけど。
そのタツコさん、正反対の性格のマユさんが特に気に入らないみたいです。
マユさんが挨拶しても返さない。
マユさんが淹れたお茶は飲まない。
マユさんだけにわざと難しい仕事を与えて、失敗すると「こんなこともできないの?」と責める。
K「ある時なんか、3カ月も前のマユさんのミスを持ち出して、ねちねちとイヤミを言ってましたよ」
これはまぎれもなく「いじめ」ですね。
よくマユさんは耐えてますよね。ボクなら1カ月で逃げ出します。女性は強いな~。
だいたい、5人しかいない事務員のうち、3人も新規採用しないといけないなんて、
よっぽど離職率が高いんでしょう。原因はおのずと分かります。
タツコさん、自覚あるかないか知りませんけど、あなた、周囲に毒をまき散らしていますよ!!
さてさて……実は本題はここからです。(長い前フリですみませんね)
その年の暮れ、驚いたことに、マユさんへのいじめは徐々におさまっていきました。
しかも、無愛想だったタツコさんに少しずつ笑顔が見られるようになったのです。
一体、なぜ?
K「タツコが結婚したからですよ」
なるほど、ものすごい心境の変化があったワケです。(相手はどんな人でしょうね?)
そもそも、マユさんにはいじめられるべき落ち度はありません。
また、いじめられなくなったのは、マユさんの性格が急に変わったからでもありません。
変わったのは、何か――いじめていたタツコさんの「心」です。
いじめは、いじめる人の心境でいくらでも状況が変わるってコト、タツコさんの例でも分かりますね。
いじめ対策のポイントは、やっぱり 【いじめる側の心】 でしょう!
いじめ自殺の現状にモノ申す!
無意識にいじめに加担する大人!
by Sophie on 11月.30, 2009, under いじめる人にモノ申す!, 学校や教育委員会にモノ申す!, 家族や身内にモノ申す!
前に書いたことのくり返しになりますけど、
「いじめられる人に落ち度はない!」これがボクの基本的な考えです。
そりゃあ、時にはいじめられる人に原因があることだってあるでしょう。
例えば、“いつも他人の悪口ばかり言っている”とか。
そういう人は、自分が他人から陰口たたかれても文句言えないですよ。
自業自得なんですから。
でもそれは、まれなケースでしょうね。
「なんかあいつ変だから」
「ウザイ」「キモイ」
「何か気に食わない」
「おとなしいから、いじめやすそう」
いじめって、こんな理由で簡単に始まることが多いんですよね。
これって、いじめられている子の「人格」と、何か関係あると思います?
“いじめられて当然の性格”とか“いじめられるべき容姿”っていうのはありません!
基本こういう考えのボクには、とても気になる言葉があります。
それは、いじめを相談してきた子供に対して、親や先生がよく言う、
「いじめられるおまえにも、原因があるんじゃないか?」
おいおいおーい!
傷口に塩を塗って、それで終了ですか!?
そんな言葉で、子供が「そうか!自分にも原因があったのか、よ~し頑張るぞ」
って前向きになるとでも思ってるんですか?
あなたが逆の立場で、いじめを受けて、辛くって、やっとの思いで相談した相手にこう言われて、元気出ますか?
そもそも「変」とか「キモイ」とか言う、その基準は何か分かってますか?
いじめる側の、自分の価値観でしょう!
自分の価値観から外れる人間を、「変」とか「キモイ」とか言ってるにすぎないんです。
勝手な決めつけです!!
いじめられる側の子は、ただ普通に頑張って生きているだけ。責める資格が誰にありますか?
いや、普通よりも何倍も頑張って生きてますよ。
なのに、何で二重、三重に責められなくちゃいけないんですか!!
それとも……そう言うあなたこそ、
「おまえ変だから、いじめられても仕方がないんだよ」って思ってたりするんですか?
……おっと、ちとヒートアップしすぎましたかね。
でもこれだけは覚えておいてほしいんです。
不用意に言った一言で、知らず知らずいじめに加担する結果になることもあるんですよ。
いじめ自殺の現状にモノ申す!
いじめられる人に落ち度はない!
by Sophie on 10月.15, 2009, under いじめの解決方法にモノ申す!, いじめる人にモノ申す!
「B子」さんの体験談、続きを話しましょう。
バスケットボール部で、いじめの“順番”が回ってきてしまったB子さん。
しかし彼女は、家族にも、学校の先生にも、相談しようとしませんでした。
これ以上、いじめがエスカレートするのを恐れたからです。
ちなみに……
いじめを受けている子供が、自ら大人に被害を訴えることって
あまり多くないんじゃないですかね。
“親に心配をかけたくない”とか、“告げ口したことがバレたら怖い”とか
子供は子供なりに考えて、一人で耐えているものです。
B子さんも、そうでした。
一度練習を休めば「サボった」とS美たちになじられ、状況がひどくなる。
それが目に見えているから、一日も休みませんでした。
唇かんで、独りで必死に耐える日々。
“自殺”の2文字が頭をかすめたこともあったかもしれません。
ただひたすら「嵐」が過ぎるのを、待って待って、待ちました。
そして半年――。
いつの間にか、S美たちの攻撃はほとんどなくなっていました。
それどころか、今までいじめてきたのがウソだったかのように
親しげに接してきました。
こんなことって、あるんですね……。
自分たちがいじめておきながら、まったく勝手なもんです。
2年半で9人の犠牲者を出した<いじめのスパイラル>も、
ここに至って、ついに終止符が打たれた
……と言いたかったのですが、それは違ったようです。
B子さんへの攻撃が無くなったのは、やっぱり、いじめの標的が変わっただけ。
驚いたことに次の被害者は、S美グループの中にいた一人でした。
B子さんは言います。
「S美は、いじめる行為自体を楽しんでいたにすぎません。
いや、いじめている自覚もなかったでしょう。
自分の中の、もやもやしたもの、『イラつく、ムカつく、ウザい』という感情を
誰かにぶつけて、スッキリさせたいだけなんです。
それができれば、相手はだれでもいい。
だから、ぶつけやすそうな人へ、次々とターゲットが変わっていった。
その順番が、たまたま自分に回ってきたということ。
決していじめられる人に落ち度はないです」
ホントホント、ボクも同感ですよ。
いじめられるべき人間なんて、いないはず!!
それなのにいじめられている人が“自分が悪いんだ”と思い込まされて、
自ら命を絶ってしまうのは、悔しいことですよ。
自殺は、いじめの根本解決にはなりませんよ!!
解決の糸口の一つは、“いじめの加害者の心を変えること”
と言えるかもしれませんね。
いじめ自殺の現状にモノ申す!
標的を変えていくいじめ!
by Sophie on 9月.30, 2009, under いじめの解決方法にモノ申す!
これまで何度か、<いじめは完全にはなくならない>って力説してきました。
人が集まるところには、大なり小なりいじめは起きるもの。悲しいことですが。
それを物語るような体験談を、今日は紹介します。
中学生の時、部活でいじめを受けた「B子」さんの話です。
彼女が所属していたのはバスケットボール部。
同期の部員からのいじめが始まったのは、2年生の夏ごろ。
それまで何のトラブルもなく、仲良くしていたのに、
突如、リーダー格の「S美」に目を付けられ、全員の態度が急変したのです。
「何となく、あの子ウザイよね」
で、いじめが始まるなんて、理不尽極まりないですよね!
それからは、S美たちから精神的苦痛を味わわされる毎日。
これはほんの一例ですが、
練習中に速いボールを投げつけられて、受け損ねると
「またミスしたよ。だからあの子と練習したくないんだよね~」
と聞こえるようにイヤミを言われるのだとか。
顧問の先生は、何も知らない。(顧問の前ではS美もいじめている素振りを見せない)
先輩も後輩も、見てみぬふり。(面倒な問題に関わりたくない)
B子さんは独りぼっちになってしまいました。
さてさて、この話の重要なポイントはここからです。
実は、いじめに遭ったのはB子さんが最初じゃなかった。
それまでの1年半で8人。
しかも皆バスケ部を去っていったというじゃありませんか。
このいじめ、ターゲットを変えながら、2年も連綿と続いてきたわけです。
まず1人目がS美の「ウザイ」標的となる。
そして嫌がらせを受ける。
被害者が部を去る。
すると別の1人が「ウザイ」標的になる。
嫌がらせを受ける。
その人も部を去っていく。
また別の1人が標的となり、嫌がらせを受け、部を去る……といった具合に
8人が部を去って、とうとうB子さんに「順番」が回ってきたというわけ。
まさに負のスパイラル!
“誰も止める人はなかったのか?”と思われるかもしれませんが、
そんな人、ありません。
だって、みんな「次の標的」になりたくないですから。
見て見ぬフリです。
だから<いじめは完全にはなくならない>んですよ。
でも、対策次第で早めに発見したり、未然に防ぐことはできると思うんです。
いじめ自殺の現状にモノ申す!