いじめ自殺.NET

標的を変えていくいじめ!

by Sophie on 9月.30, 2009, under いじめの解決方法にモノ申す!

これまで何度か、<いじめは完全にはなくならない>って力説してきました。
人が集まるところには、大なり小なりいじめは起きるもの。悲しいことですが。

それを物語るような体験談を、今日は紹介します。
中学生の時、部活でいじめを受けた「B子」さんの話です。

彼女が所属していたのはバスケットボール部。
同期の部員からのいじめが始まったのは、2年生の夏ごろ。
それまで何のトラブルもなく、仲良くしていたのに、
突如、リーダー格の「S美」に目を付けられ、全員の態度が急変したのです。

「何となく、あの子ウザイよね」
で、いじめが始まるなんて、理不尽極まりないですよね!

それからは、S美たちから精神的苦痛を味わわされる毎日。
これはほんの一例ですが、
練習中に速いボールを投げつけられて、受け損ねると
「またミスしたよ。だからあの子と練習したくないんだよね~」
と聞こえるようにイヤミを言われるのだとか。

顧問の先生は、何も知らない。(顧問の前ではS美もいじめている素振りを見せない)
先輩も後輩も、見てみぬふり。(面倒な問題に関わりたくない)
B子さんは独りぼっちになってしまいました。
さてさて、この話の重要なポイントはここからです。
実は、いじめに遭ったのはB子さんが最初じゃなかった。
それまでの1年半で8人。
しかも皆バスケ部を去っていったというじゃありませんか。

このいじめ、ターゲットを変えながら、2年も連綿と続いてきたわけです。

まず1人目がS美の「ウザイ」標的となる。
そして嫌がらせを受ける。
被害者が部を去る。
すると別の1人が「ウザイ」標的になる。
嫌がらせを受ける。
その人も部を去っていく。
また別の1人が標的となり、嫌がらせを受け、部を去る……といった具合に
8人が部を去って、とうとうB子さんに「順番」が回ってきたというわけ。

まさに負のスパイラル!
“誰も止める人はなかったのか?”と思われるかもしれませんが、
そんな人、ありません。
だって、みんな「次の標的」になりたくないですから。
見て見ぬフリです。

だから<いじめは完全にはなくならない>んですよ。
でも、対策次第で早めに発見したり、未然に防ぐことはできると思うんです。

いじめ自殺の現状にモノ申す!


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