いじめられる人に落ち度はない!
by Sophie on 10月.15, 2009, under いじめの解決方法にモノ申す!, いじめる人にモノ申す!
「B子」さんの体験談、続きを話しましょう。
バスケットボール部で、いじめの“順番”が回ってきてしまったB子さん。
しかし彼女は、家族にも、学校の先生にも、相談しようとしませんでした。
これ以上、いじめがエスカレートするのを恐れたからです。
ちなみに……
いじめを受けている子供が、自ら大人に被害を訴えることって
あまり多くないんじゃないですかね。
“親に心配をかけたくない”とか、“告げ口したことがバレたら怖い”とか
子供は子供なりに考えて、一人で耐えているものです。
B子さんも、そうでした。
一度練習を休めば「サボった」とS美たちになじられ、状況がひどくなる。
それが目に見えているから、一日も休みませんでした。
唇かんで、独りで必死に耐える日々。
“自殺”の2文字が頭をかすめたこともあったかもしれません。
ただひたすら「嵐」が過ぎるのを、待って待って、待ちました。
そして半年――。
いつの間にか、S美たちの攻撃はほとんどなくなっていました。
それどころか、今までいじめてきたのがウソだったかのように
親しげに接してきました。
こんなことって、あるんですね……。
自分たちがいじめておきながら、まったく勝手なもんです。
2年半で9人の犠牲者を出した<いじめのスパイラル>も、
ここに至って、ついに終止符が打たれた
……と言いたかったのですが、それは違ったようです。
B子さんへの攻撃が無くなったのは、やっぱり、いじめの標的が変わっただけ。
驚いたことに次の被害者は、S美グループの中にいた一人でした。
B子さんは言います。
「S美は、いじめる行為自体を楽しんでいたにすぎません。
いや、いじめている自覚もなかったでしょう。
自分の中の、もやもやしたもの、『イラつく、ムカつく、ウザい』という感情を
誰かにぶつけて、スッキリさせたいだけなんです。
それができれば、相手はだれでもいい。
だから、ぶつけやすそうな人へ、次々とターゲットが変わっていった。
その順番が、たまたま自分に回ってきたということ。
決していじめられる人に落ち度はないです」
ホントホント、ボクも同感ですよ。
いじめられるべき人間なんて、いないはず!!
それなのにいじめられている人が“自分が悪いんだ”と思い込まされて、
自ら命を絶ってしまうのは、悔しいことですよ。
自殺は、いじめの根本解決にはなりませんよ!!
解決の糸口の一つは、“いじめの加害者の心を変えること”
と言えるかもしれませんね。
いじめ自殺の現状にモノ申す!